サーバに CentOS をインストールするために、CentOS の ISO イメージをブートできる USB メモリを作成したので、作成方法を書いていきます。今回は、 dd
コマンドを使います。
USBメモリのアンマウント
dd
コマンドを使用する場合、USBメモリをアンマウントしておく必要があります。普通に Finder で取出しボタンを押すと、デバイスファイルが認識されなくなるので、コマンドでアンマウントします。
まずは、df
コマンドでアンマウントするデバイスファイルの確認から。
$ df -h
Filesystem Size Used Avail Capacity iused ifree %iused Mounted on
/dev/disk0s2 112Gi 42Gi 70Gi 38% 11033057 18379311 38% /
devfs 186Ki 186Ki 0Bi 100% 645 0 100% /dev
map -hosts 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /net
map auto_home 0Bi 0Bi 0Bi 100% 0 0 100% /home
/dev/disk1s2 7.2Gi 29Mi 7.2Gi 1% 7476 1876160 0% /Volumes/COS_6.5_F
USBメモリは /dev/disk1s2
で認識されているようです。ということで、アンマウントします。
$ sudo umount /dev/disk1s2
umount(/Volumes/COS_6.5_F): Resource busy -- try 'diskutil unmount'
diskutil unmount
を使えと言われるので、やってみます。
$ diskutil unmount /dev/disk1s2
Volume COS_6.5_F on disk1s2 unmounted
アンマウントできました。念の為にデバイスファイルを確認。ちゃんとありますね。
$ ls -la /dev/disk1s2
brw-r----- 1 root operator 1, 5 12 25 22:41 /dev/disk1s2
dd
コマンド
USB のアンマウントができたので、dd
コマンドで USB に書き込みます。Ctrl + t
途中経過を表示できます。
$ sudo dd if=~/Documents/Software/CentOS-6.5-x86_64-minimal.iso of=/dev/disk1s2 bs=256m
load: 0.89 cmd: dd 3263 uninterruptible 0.00u 1.21s
1+0 records in
0+0 records out
0 bytes transferred in 157.815717 secs (0 bytes/sec)
1+1 records in
1+1 records out
417333248 bytes transferred in 245.783250 secs (1697973 bytes/sec)
おまけ
アンマウントせずに dd
すると、Resource busy
と怒られます。
$ sudo dd if=~/Downloads/CentOS-6.4-i386-minimal.iso of=/dev/disk4s2 bs=256m
Password:
dd: /dev/disk4s2: Resource busy